ニキビを出にくくするには「体外のケア」はもちろんの事「体内ケア」も重要です。
そのためには「バランスの取れた食事」が大事になってくるんですが忙しい毎日を過ごしてるあなたにとっては難しいですよね。
なので今回手軽にニキビに効果的な食べ物はないか調べてみました!
その結果「ヨーグルト」にいきついたので、「ヨーグルトの効果」「ヨーグルトを選ぶポイント」「おすすめヨーグルト5選」など解説していきます。
ただ、「乳製品アレルギー」がある方にはおすすめできません。
なので「乳製品アレルギー」の方は以下の記事を参考にしてみてください!
肌の生成に必要なタンパク質やビタミンを含む食材、便秘を改善する食物繊維を積極的に取り入れましょう(腸内環境と肌は密接に関係しています)。
以下の記事に効率よく「ビタミンを含む食べ物」が紹介されています。
ニキビに効く食べ物 ヨーグルトってホント?
ニキビに良い食生活の一環として、ヨーグルトを摂取することには多くの効果が期待できます。
ヨーグルトに含まれる乳酸は、肌の角質を取り除き、毛穴の詰まりを解消し、シミをきれいにするのに役立ちます。
もちろん、ヨーグルトに含まれるプロバイオティクスは、腸内細菌の健康的なバランスを促進し、肌の健康に良い影響を与えることができます。
なので、顔色を良くする自然な方法をお探しなら、ヨーグルトを食生活に取り入れることをおすすめします。
プロバイオティクスとは?
人の体内に自然に存在する微生物と同じ、または類似の生きた微生物(例:細菌)であり、健康に有益な可能性があると考えられています。人体を細菌やその他の微生物の「宿主」として捉えるとプロバイオティクスをより深く理解できるかもしれません。人体の中でも特に下部消化管(腸)は、複雑で多種多様な腸内細菌叢を有しています。細菌は有害な「病原菌」と考える傾向がありますが、実際には細菌の多くは人体を適切に機能させるよう働きかけます。
引用元:厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』
ヨーグルトで肌荒れ改善できるってホント?
ヨーグルトは、さまざまな研究において、肌荒れを改善することがわかってきています。
ある研究では、湿疹のある人の皮膚にヨーグルトを2週間塗布しました。
その結果、ヨーグルトは皮膚の炎症やかゆみを抑えることが分かりました。
また、別の研究では、ヨーグルトを毎日食べると乾癬の症状が改善されることがわかりました。
また、ヨーグルトに関してNHKでも以下の内容の特集がありました。
- 腸内細菌のパワー バランス整え体質改善
- 腸内細菌は5タイプ 病を防ぎ健康を維持
- 腸内細菌の活用 難病・がん治療に応用
- 腸内細菌の活用を 食生活の見直しを
肌荒れにヨーグルトがおすすめな理由
肌が荒れている場合、治療の選択肢としてヨーグルトがすすめられることがあります。
これは、ヨーグルトに含まれる乳酸が、肌の角質を取り除き、肌のキメを整える効果があるからです。
また、肌荒れ以外にもヨーグルトを食べることでいろんな効果が期待できます。
- 整腸作用
- ダイエット
- 免疫力強化
- 肌荒れ改善
- 花粉症の抑制
1つずつ解説していきます。
整腸作用
ヨーグルトに含まれる乳酸菌など、腸内の善玉菌を増やすことで便秘改善に繋がります。
ダイエット
整腸作用のおかげで腸の活動が活発になっていきます。
そのため栄養を効率よく吸収できるので代謝も上がっていきます。
また、食前にヨーグルトを食べることによって、血糖値上昇により引き起こされるインスリンの過剰分泌が抑制される効果も期待できます。(参考記事:ヨーグルトを食べると糖尿病リスクが低下 間食をヨーグルトに置き換えるだけで効果)
この2つの効果でダイエットにも期待できるといえます。
免疫力強化
腸は、免疫器官としても貴重な役割を持っています。
なので、腸内環境が良くなっていくことで免疫力が高くなり、風邪などのウィルス感染の予防に繋がります。
肌荒れ改善
肌荒れになる原因の1つに「便秘」があります。
ヨーグルトを日々摂取していくことで腸内環境が整っていくので、便秘が改善され肌荒れ改善につながり、美肌効果が期待できます。
花粉症の抑制
最近の研究によるとは、花粉症の原因として「腸内環境の乱れ」が大きく関係しているのでは?って意見もよく聞きますよね。
最近の研究で、腸内細菌がアレルギー症状発症に深く関わっているという証拠が次々に明らかにされています。つまり腸内細菌叢(腸内細菌の集団で、お花畑に例えて、腸内フローラとも言います)が乱れて、善玉菌が減り、悪玉菌が増えるとアレルギーを発症するのではないかと考えられ始めています。アレルギーを抑える乳酸菌〇〇〇とか、時々テレビや雑誌で宣伝されているのを聞かれたことがあるのではないでしょうか。
実際、腸管内細菌叢の異常とアレルギー発症に関しては、花粉症の患者さんでは腸内細菌のフィーカリバクテリウム属の細菌が減少していることや食物アレルギーを発症する小児では、生後3か月時点での腸内細菌叢の多様性が低く、エンテロバクター属が多いいことが指摘されています。逆に、マウスを使った動物実験では、クロストリジウム属の腸内細菌を増やすと食物アレルギー発症を予防できる等多くの結果が蓄積されつつあり、将来的には食物アレルギーを抑える菌、アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎を抑える菌を同定して販売するすることを目標として、プロバイオティクスは今、医学の最もホットな話題の1つとなっています。
上記からわかるように、乳酸菌が含まれているヨーグルトを食べて腸内環境を良くすることで、花粉症の抑制につながるといえます。
ニキビ改善にもつながるヨーグルトを選ぶポイント4選
ヨーグルトから得られる効果でも解説してきたことをふまえた「ヨーグルト選びのポイント」をご紹介していきます。
- カロリー
- 食べやすさ
- 菌が生きたまま腸にとどく
- 健康食品表示の有無
1つずつ解説していきます。
カロリー
便秘や肌質改善を良くするために「ヨーグルト」に注目した人は女性が多いのではないでしょうか?
だと思ってヨーグルトを摂取して便秘や肌質が改善されても太ったら意味がないですよね!?
なので、今回ダイエットも検討中の方でも手に取りやすいよう「ヨーグルト100g当たりのカロリー」を評価しています。
- 〇:80kcal未満
- ▲:80kcal以上100kcal未満
- ×:100kcal以上
食べやすさ
ヨーグルトは、毎日食べ続けることで効果が期待できます。
とはいえ同じものを食べつづけるって飽きてしまいますよね。
なので今回選ぶポイントとして、フレーバー(味)の種類の多さ、果物入りなどを評価しています。
- ◎:5個以上
- 〇:3個以上5個未満
- ▲:フレーバー3個未満、果物あり
- ×:3個未満、果物なし
菌が生きたまま腸にとどく
ヨーグルトに含まれてる乳酸菌やビフィズス菌は、胃酸に弱く腸にとどくまでにやられやすいです。
しかし、メーカーの研究により、胃酸への耐性をあげて生きたまま腸にとどく菌が見つけられました。
これらの菌が生きたまま腸にとどくことで、より効果が期待できます。
- ◎:生きたまま腸にとどく
- ×:とどかない
健康食品表示の有無
最後のポイントとして評価すべき点は「健康食品表示の有無」です。
ヨーグルトの中には、含まれてる菌によって健康に作用することがわかってきています。
特に健康維持に役立つ成分が配合されているものは、消費者庁から特定保健用食品に認定されているものもあります。
また、ヨーグルトの効果をメーカーが科学的に実験して確かめている機能性表示食品として売り出してるものもあります。
なのでそれぞれの効果を把握することで、あなたにとってヨーグルトを選ぶ基準をつけやすくなります。
- ◎:トクホ
- 〇:機能性表示食品
- ×:なし
ニキビに効く食べ物 おすすめヨーグルト5選
それでは今まで解説してきた評価基準をもとに市販ヨーグルトを以下のようなランキングにまとめてみました。
商品名 | 第1位:ナチュレ恵 | 弟2位:ビヒダス プレーンヨーグルト | 第3位:小岩井 生乳100%ヨーグルト | 第4位:ソフール | 第5位:ダノンビオ |
商品画像 | |||||
カロリー | 63kcal(100gあたり) | 60kcal(100gあたり) | 65kcal(100gあたり) | 92kcal(100gあたり) | 82kcal |
食べやすさ | ×:1種類 | ×:1種類 | ×:1種類 | ×:2種類 | ◎:6種類 |
健康食品表示の有無 | トクホ | トクホ | トクホ | トクホ | × |
菌が腸にとどきやすさ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
メーカー | 雪印メグミルク株式会社 | 森永乳業株式会社 | 小岩井乳業株式会社 | 株式会社ヤクルト本社 | ダノンジャパン |
包装及び内容量 | 大容量(400g) | 大容量(400g) | 大容量(400g) | 個別包装(100ml) | 個別包装(75g) |
菌の種類 | ・ガセリ菌SP株 ・ビフィズス菌SP株 |
・ビフィズス菌BB536 | ・ビフィドバクテリウム・ラクティスBB-12 | ・乳酸菌シロタ株 | ・ビフィズス菌BE80 |
商品購入リンク |
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まとめ
ニキビに良い食生活の一環として、ヨーグルトを食べることがいいってことについて解説してきました。
ただ、「毎日同じヨーグルト」だと飽きちゃいますよね。
そんなときは、ヨーグルト×グラノーラとかもおすすめですよね。
とはいえ、ニキビ改善には、塗り薬も同時に使うほうが効果的です。
なので、早めにニキビを治したいなら、ニキビ改善に高い効果を発揮するお薬に「エピディオゲル」があります。
エピディオゲルとディフェリンゲルを比較したときに、 ディフェリンゲルはニキビの急性期を過ぎてからの維持治療(ニキビができにくいお肌)では最強のお薬 だと私は考えています。
ニキビ治療にはエピディオゲルを塗り続けることがおすすめされていますが、 エピディオゲルに含まれる「過酸化ベンゾイル」は強い酸化作用があるので、 皮膚に塗り続けることには若干の心配を感じています。
その為、ニキビができにくいお肌を目指すには 「エピディオゲル」から「ディフェリンゲル」へ変更することをおすすめします。
もし、あなたに時間のゆとりがあるなら、独自でニキビ改善するより、1度皮膚科を受診することをおすすめします。