鏡を見ると顔に黒い点が…「エッ！？ニキビかな！？」ってことあなたも経験ありませんか？

もし、身に覚えのない「黒い点」は、黒ニキビではなく、「粉瘤」かもしれません。

ただ、「粉瘤」の初期状態は「黒ニキビ」と見た目がそっくりなのでなかなか気づかず対処が遅れて悪化してしまうケースも

ただ、安心してください。

この記事を最後まで呼べば、「黒ニキビ」なのか「粉瘤」なのかの特徴がわかり、適切な対処法がわかるようになります。

なのでぜひ最後まで読んでみてください！

ニキビとは？

ニキビとは、だいたい10歳くらいから30歳くらいまでの男女に発症する毛穴の炎症のことです。

だいたいよく出る場所はおでこ、頬、口の周りが多いですよね！

まれに、胸や背中にもできることがあります。

ニキビができる原因は？

毛穴のつまりとは、古い皮脂が毛穴の奥から毛穴を通って外に出ようとする際に詰まって溜まった状態の事です。

なので、思春期ころの男性ホルモンの増加や、生理前のホルモン分泌などが原因で皮脂が過剰に分泌されるためニキビができやすいのです。

また、皮脂が詰まり溜まった状態だと「アクネ菌」が増殖しやすい環境となります。

なので、ニキビが悪化したり増えていったりするのです。

ニキビの症状・悪化していく過程は？

ニキビが悪化していく過程は全部で4ステップあります。

ニキビになる1歩手前

実際には目視では確認できないほどのレベルなんですが、毛穴が過剰に分泌された皮脂で詰まりニキビになる前の事です。
専門用語で微小面皰（びしょうめんぽう）と言います。

白ニキビ・黒ニキビの状態

目視で確認できるくらい膨らみが出てきてる状態。

この段階では、化膿や炎症とまでなっていませんが毛穴の中ではさらに皮脂が溜まり、アクネ菌も増殖してしまっていってる状態になります。

このときの状態で毛穴が閉じてる場合を白ニキビ、毛穴が開いてる状態を黒ニキビなんです。

専門用語で初期ニキビを「面皰」、白ニキビを「閉鎖面皰」、黒ニキビを「解放面皰」といいます。

赤ニキビ・黄ニキビの状態

赤ニキビは、白ニキビが毛穴の中で「アクネ菌」が増殖し、炎症を起こして赤く腫れた状態の事です。

さらにこの状態から炎症が進んでしまうと化膿し黄色い膿が見え始めることで黄ニキビとなります。

専門用語で赤ニキビを「丘疹」、黄ニキビを「膿疱」といいます。

しこりがあるニキビの状態

黄いろニキビがさらにひどくなると、毛穴の周りに炎症が広がります。

そのためニキビは大きく腫れ、皮膚の下には血や膿が溜まり、触ると「痛み」や「しこり」を感じる状態が「しこりニキビ」です。

しこりニキビの事を専門用語で硬結ニキビ、嚢腫（のうしゅ）といいます。

また、ここまでひどくなってしまうと仮に炎症が治まり腫れが引いても跡が残りやすくなります。

ニキビのような黒い点ってなに？

ニキビのような「黒い点」のことを粉瘤（ふんりゅう）といいます。

粉瘤は黒ニキビのように皮膚の開口部を塞いだ皮脂が酸化し黒く見えるので初期段階では見分けがつかないケースがありますが全く違う病気です。

粉瘤とは？

皮膚の下に形成された袋状の組織に、角質・皮脂といった老廃物が詰まったもので良性腫瘍とも言います。

粉瘤ができる原因はハッキリわかってないそうですが、生まれつきの体質によるものではないかといわれています。

粉瘤の症状って？

角質や皮脂がたまっていくことで、時間が経つごとに少しずつ大きくなっていきます。

全身どの場所でもできてしまいますが、顔、背中、首、耳の後ろにできやすい傾向があります。

ニキビと粉瘤の特徴の違いとは？

ニキビと粉瘤の特徴の違いをまとめてみました！

ニキビと粉瘤の対処法って違うの？

ニキビの場合は、上手につぶせる場合は潰しても良いかもしれませんが、潰した際に手の雑菌が入り、炎症し悪化するリスクがあります。

ニキビを潰さない対処法

ニキビの場合は以下の4点を意識すれば「自然治癒」で回復するスピードが上がります。

上記のポイントを意識しながらさらに効率よくニキビ改善し、ニキビが出ないように対策したい人はこちらの記事が参考になると思います。

粉瘤ができたときの対処法

粉瘤だと気づいた時点で皮膚科を受診することをおすすめします。

もし、粉瘤って気づいてなくても以下の症状があれば皮膚科の受診をおすすめします。

このような症状が出てるなら、まっさきに皮膚科の受診をおすすめします。

ニキビは塗り薬や、飲み薬、洗顔、自然治癒、クリニックの治療などで治りますがもし、できものが粉瘤の場合、粉瘤は「手術」でしか治療が行えません。

また放っておくと悪化しさらに大きくなり手術しても傷口が残りやすくなります。

まとめ

もし、あなたが「ニキビかな？」「黒い点＝粉瘤！？」って悩んでる場合は皮膚科に直行してください。