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日焼け止めの正しい塗り方は?SPFとPAの違いや選び方も解説!

日焼け止めは夏はもちろん、シミ・シワ対策をするなら季節を問わずに塗りたいアイテムです。

しかし、ただ塗ればいいというものではなく、正しい塗り方や商品の選び方を押さえないと日焼け止めの効果が充分に発揮できない場合があります。

今回は日焼け止めのパーツ別の正しい塗り方をはじめ、適切なアイテムの選び方や塗る際の注意点などをまとめてご紹介します!

パーツ別!日焼け止めの正しい塗り方

日焼け止めは顔、首・デコルテ、ボディとパーツごとに塗り方を工夫する必要があります。

正しい塗り方を知ることで、肌に余計な負担をかけずに日焼け止めの効果を引き出せますので、是非とも確認しましょう。

日焼け止めは両頬、額、鼻、あごの5点置きするとムラなく塗れるのでおすすめです。

適量(一般的には大きめのパール粒大くらい)を手に取ったら、顔の中心から外側に向かって丁寧になじませます。

塗り残しがないように顔のすみずみまで塗り、特に日焼けしやすい頬、額、鼻、あごはしっかりと重ね塗りしましょう。

髪の生え際、小鼻のわき、あご下は塗り忘れやすい部位ですので注意してください。

顔全体に塗ったら、最後に両手のひらを当て、皮膚がへこまない程度の力でゆっくりと押さえます。

首・デコルテ

年齢が出やすい首元やデコルテも、忘れずに紫外線対策をしておきたい部位ですので、日焼け止めを適量手に取って首筋に乗せます。

首筋からあごの下に向かって、上へ上へと日焼け止めをなじませるように伸ばしてください。

下に向けて塗ってしまうとシワやたるみの原因になるので、必ず上向きに塗りましょう。

特に首の後ろ側やうなじ、デコルテは日焼け止めを塗り忘れやすいパーツですので注意して塗ります。

ボディ

塗る範囲が多いボディは、日焼け止めを手に出して塗るとムラになりやすいため、容器から直接肌の上に一直線に出して塗ります。


手のひら全体を使って、大きな円を描くようにしながら丁寧に広げることで、均一に日焼け止めをなじませられます。

日に当たりやすく日焼けしやすい手の甲から腕の部分は、重ね塗りしてしっかり対策するのがおすすめです。

手足の甲、ひざ、ひざ裏は塗り忘れやすいので注意してください。

シーン別!日焼け止めの選び方

日焼け止めは値段やパッケージのデザインで何となく選んでいませんか?

自分に合った日焼け止めを選ばないと、肌を傷める原因になるかもしれません!

ここからはSPF・PAの解説を踏まえたうえで、シーン別の適切な日焼け止めの選び方をご紹介します。

そもそもSPF・PAって何?違いは?

よく日焼け止めで耳にするSPFとPAの違い、皆さんはご存じですか?

SPFはシミの原因になるUV-B、PAはシワやたるみの原因になるUV-Aを防ぐ効果の高さを表す指標で、数値が高ければ高いほど効果は強くなります。

しかし、あまり日に当たらない環境にいるのにSPFとPAが強い日焼け止めを塗ると、肌に余計なダメージを与えてしまうので、シーン別に適切なものを選びましょう。

日焼け止めのSPF・PAの意味とは? 

普段の生活

近所の散歩や買い物に出かける程度の日常の外出では、SPF・PAともに数値が低い日焼け止めでOKです!

SPFは10~20、PAは+~++で十分な効果が期待できます。

また冬は日照時間が短いものの、UV-AやUV-Bは夏と同様に降り注いでいるため、これくらいの数値の日焼け止めは1年を通して塗ることをおすすめします。

夏場の屋外でのレジャー

夏場の海や山など炎天下でのレジャーを楽しむ際は、紫外線を防ぐ効果の高いSPF40~50か50+、PA+++~++++の日焼け止めを選びましょう。

SPFやPAが高いとはいえ、汗で流れたりタオルで拭き取ったりすると日焼け止めは落ちてしまうので、こまめに塗り直してください。

特にプールや海水浴、屋外でのスポーツでは日焼け止めが落ちやすいため、塗り直しを欠かさないようにしましょう。

日焼け止めの塗り方・選び方の注意点

アトピー肌タイプ 悩み

日焼け止めの正しい塗り方や選び方が分かったところで、注意点も確認しておきましょう。

保湿ケアしてから塗ろう

日焼け止めは紫外線から肌を守るという効能があるので、少なからず肌にとって刺激になります。

そのため、肌が乾燥している状態で日焼け止めを塗ると、肌の水分や皮脂のバランスが崩れて炎症の原因になる可能性があります。

日焼け止めは、化粧水や乳液などでうるおいを閉じ込めた後に塗りましょう。

化粧水の正しい使い方とは?おすすめの塗り方を紹介
乳液を使う理由とは?役割や正しい使い方を解説!

しっかり適量を守る

日焼け止めは塗るとベタベタするアイテムが多いので、薄く・少しだけ塗るという方も少なくないでしょう。

しかし少量だと日焼け止め効果を充分に発揮できないので、パール粒大の適量は守って塗ってください。

ベタつきが気になる場合は、乾くとサラサラしやすいジェルタイプのものを使いましょう。

外出の直前に塗るのはNG

意外に感じるかもしれませんが、日焼け止めは塗った直後から効果が出るわけではありません!

一般的には塗ってから約30分に日焼け止め効果が現れると言われているので、外出の直前ではなく30分くらい前に塗っておくことをおすすめします。

まとめ

日焼け止めは用量を守って正しい塗り方をすれば、シミ・シワ・たるみなどの原因となる紫外線をカットする効果が期待できます。

ただし、お気に入りの日焼け止めを何となく塗っただけでは効果が期待できないので、小まめな塗り直しや保湿を意識して塗りましょう!