ニキビができると気になって仕方がないですよね!
ニキビができた時って、どのようにスキンケアをするのが正しいのでしょうか?
今回はニキビのケア方法や、ニキビ向けアイテムの選び方をご紹介します。
そもそもニキビができる原因は?
そもそも論ですが、どうしてニキビは生まれるのでしょうか?
適切に対策をするためには、まず原因を知らなければなりません。
ニキビができる原因を簡単にご紹介します。
毛穴に汚れが詰まっている
にきびは古くなった角質や余計に分泌された皮脂などで毛穴が詰まることで生まれます。
また、肌が乾燥してターンオーバーが乱れたことにより、角層が厚くなって古い角質が毛穴を埋めてしまうことでできる場合もあります。
詰まった毛穴の中ではさらに余分な皮脂がたまり、ニキビの原因として有名な「アクネ菌」が毛穴の中で皮脂を栄養として繁殖することで、よりニキビが悪化したり肌荒れを起こしたりします。
皮脂が出すぎている
思春期になるとニキビが生まれやすい理由は、成長期に皮脂の過剰分泌が起こることで毛穴が詰まりやすくなるためです。
大人になってからニキビができる場合は、過度なストレスや運動・睡眠不足、不規則な生活リズムや偏食などによって肌のターンオーバーが乱れ、角層が厚くなって皮脂が出て毛穴を埋めてしまうことが原因として挙げられます。
また、揚げ物やファストフードなど脂っこい食事をたくさん摂ることも、過剰な皮脂分泌をうながします。
バリア機能が低下している
ニキビがよくできる場合は、顔全体が皮脂が分泌されやすい多いオイリー肌タイプだと思えます。
しかし実際は全顔がオイリー肌の人は珍しく、多くの方は部分的に肌が乾燥した状態になっていることがほとんどで、乾燥によって肌にストレスがかかっていることでニキビが生まれるのです。
乾燥することで本来肌に備わっているバリア機能が低下し、皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まりなどニキビをくり返しやすくなります。
■ニキビが発生するメカニズムニキビ肌のスキンケアのポイント
ニキビができたら早く改善したい気持ちになりますが、日頃のスキンケアを丁寧に行って少しずつ小さくしていくことが大切です。
汚れや皮脂が詰まる原因になるので絶対に指やピンセットで潰さず、以下の正しいスキンケアをしましょう!
クレンジング
メイクが毛穴に残ってしまうと、雑菌が繁殖して毛穴詰まりが起こりやすくなり、ニキビの原因となるので注意しましょう。
メイクはクレンジングを使ってしっかり落とすことが大切ですが、肌に刺激を与えないようゴシゴシとこすることは厳禁で、包み込むように優しく丁寧になじませます。
また、ニキビ肌は刺激に弱いため、クレンジング材は肌の負担になる成分が少ない低刺激のものをおすすめします。
洗顔
肌に余計な刺激を与えないよう、優しく洗顔をしましょう。
洗顔料は洗顔ネットを使ってしっかりと泡立て、手と顔が直接触れないように泡そのもので洗うイメージを持つと、丁寧に汚れを落とせます。
熱いお湯ですすぐと必要な皮脂まで落ちて乾燥の原因になるので、人肌くらいのぬるま湯を使ってください。
すすぎ残しがあると炎症の原因になるため、鏡を見て泡やぬめりが残っていないか確かめながら流します。
保湿
洗顔後は肌から水分がどんどん蒸発するので、時間を置かずにすぐに化粧水や乳液で保湿をしましょう。
コットンを使うと肌への刺激になりやすいので、手のひらでじんわり温めながら優しくつけることをおすすめします。
また、化粧水だけで済ませると肌の乾燥を進めてしまうので、化粧水の後には乳液やクリームを適量塗って乾燥を防ぎましょう。
化粧水の正しい使い方とは?おすすめの塗り方を紹介乳液を使う理由とは?役割や正しい使い方を解説!
日焼け対策
紫外線は強い刺激になるのでバリア機能の低下を引き起こし、ニキビを悪化させてしまいます。
そのため、塗るのを面倒くさがらずに日焼け止めを使って、紫外線から大切な肌をちゃんと守りましょう。
日焼け止めを購入する際は、紫外線を防ぐ効果を表す「SPF」や「PA」などの数値をよく確認してください。
数値が大きければ大きいほど日焼け止め効果は強くなりますが、その分肌への刺激も多くなるため、生活シーンに合うものを選ぶのがポイントです。
ニキビに最適なアイテムの選び方
ニキビを作らせない・できても刺激しないような肌にするためには、どのようなアイテムを使えばよいのでしょうか?
ニキビ肌に向いているアイテムの選び方を解説します。
高い保湿力
ニキビ肌で保湿ケアが不足すると乾燥が進み、ニキビを悪化させてしまいます。
保湿力の高い化粧水や乳液を使って、しっかりと乾燥しない肌を作りましょう。
ニキビ肌にも使える低刺激
ニキビができやすい肌はデリケートな状態ですので、肌への刺激となる成分ができるだけ含まれていない「低刺激タイプ」や「無添加」の化粧品を選びます。
例えばさっぱり感を出したり防腐剤としての役割を持ったりするアルコールは、ニキビ肌には刺激となりニキビを悪化させる場合もあるので、「アルコール不使用」と書いてあるスキンケア用品がおすすめです。
日焼け止め成分を配合
基礎化粧品はもちろん、メイク用品にも気を配ってアイテムを選びましょう。
日焼け止めジェルやクリームを使うことに加え、ファンデーションやパウダーも日焼け止め効果のあるものを使うと、肌をしっかり守れます。
まとめ
ニキビはバリア機能の低下や皮脂の詰まりなどによって引き起こされます。
ニキビが生まれている=刺激に弱い状態ですので、日焼け止め対策をしたり、丁寧に洗顔したりするなど、上手に肌を守ってあげることが大切です。