突然ですが、あなたは化粧水をつけるとき、手を使う派ですか?それともコットンを使う派?
よく、化粧水は手でつけるべきだ!いや、コットンでつけるべきだ!
なんて論争が繰り広げられていますが、実際はどっちが正解なんでしょう?
毎日ケアをしていても、意外と、どちらのやり方が正しいのか分からないという方が多いのではないでしょうか。
せっかくお肌のお手入れをするなら、より美容効果の出るやり方がいいですよね。
そこで、化粧水は手とコットンどちらでつけるのがより効果的なのかについて徹底検証していきます!!
そもそも化粧水の役割とは?
化粧水は、お肌に水分を与え、うるおいの効果を発揮します。
主な構成成分は、精製水・水溶性成分(保湿剤・アルコールなど)が9割、残りの1割が訴求成分*と言われています。
このことから、化粧水のほとんどがお水でできているということが分かります。
そのため、化粧水を塗るときは、正しいスキンケアができなければ・・・
水分が蒸発してしまい、本来、発揮すべき効果が出ないという可能性があります。
*お肌の悩みに対して化粧品の効能・効果を発揮する原料のこと。
化粧水は手でつけるべき?
化粧水を手でつけるメリットを考えてみます。
まず、手だと肌への刺激が少なく、手のぬくもりで浸透の効果を高めることが期待できます。
また、コットンに比べて化粧水を出す量が比較的少なく済むというメリットがあります。
では、デメリットは何が考えられるでしょう?
一番のデメリットは、化粧水が均一につきにくいということが考えられます。
ご自分の手のひらをよく見てみてください。
手のひらには凹凸があり、場所によって、化粧水が溜まる場所とほとんど乗らない場所があります。
また、指の隙間から化粧水がこぼれ落ちてしまう、ということもよくありますよね。
よって、塗る場所によってムラができてしまい、保湿効果があまり出ないという悲しいことが起きてしまうのです。
また、清潔な手でなければ、顔に雑菌を塗り付けてしまい、肌荒れの原因にもなります。
さらに、手でつけるときの力加減も重要です。
必要以上にゴシゴシと化粧水を塗り付けてはいませんか?
手のひらで優しく顔を包み込み、押さえるという感覚でつけることがおすすめです。
化粧水はコットンでつけるべき?
続いて、コットンで化粧水をつけるメリットについて考えます。
コットンでつけることで、均一に化粧水をのばすことができるのが、最大のメリットです。
コットンは肌の表面を整えながら、化粧水を塗付してくれます。
では、デメリットは何でしょうか?
コットンを滑らせるときに、力が強すぎて、肌に摩擦を与えてしまうことが考えられます。
力加減が分からず、ついついゴシゴシ塗付してしまう方もいるのではないでしょうか。
刺激で肌を傷つけ、肌荒れが起こることで、コットンで化粧水を塗ることを難しくさせていることが分かります。
正しい化粧水のつけ方とは?
では、どのように化粧水をつけるのが正しいのでしょうか?
手であっても、コットンであっても、優しくお肌を包み込むように化粧水をつけることが大切です。
そして、いよいよ本題!
化粧水を手でつけるか、コットンでつけるかについてですが、
今までを踏まえ、正しいつけ方をする前提で考えると、コットンでつけることを推奨します。
間違えて理解してほしくないのは、手でつけることを批判するつもりは毛頭なく、コットンが絶対正しいというわけでもないということです。
どちらにせよ、正しいやり方が実践できなければ、化粧水をつける効果は発揮できません。
ただ、これからお伝えする、正しいやり方ができれば、コットンの方がより効率的に化粧水をつけることを保証します。
コットンの正しい使い方は?
まず、コットンを2枚用意します。
続いて、化粧水をコットンの両面がひたひたになるくらい染み込ませます。
そして、額、鼻・口回り、右頬、左頬の4か所に、コットンを4面(コットンの裏表を計2枚)に分けて優しく撫でるように使います。言い換えると、1か所につき、1面を使って塗ります。
最後に、コットンを絞り出し、残った化粧水を手に乗せ、お顔全体を包みこんでください。
そうすることで、清潔にお肌をケアし、顔全体に惜しみなく均一に化粧水をつけることができます。
まとめ
いかがでしたか?
化粧水の塗り方だけで、スキンケアの効果が変わるなんて驚きですよね。
正しいやり方ができなければ、せっかくスキンケアをしても効果が出ないなんて悲しいですよね。
せっかくスキンケアをするなら、きれいなお肌を手にしたいものです。
あなたも、ぜひ、今日から化粧水のつけ方を見直してみてください!!